年齢を重ねると足はむくみやすくなる?原因や予防&解決法7つとは?

2018.05.27

足を触る人

足のむくみは年齢を重ねると起こりやすくなります。

ではなぜ年齢を重ねると足がむくんでしまうのでしょうか?今回はその原因や対策方法を書いていきます。

なぜ年齢を重ねると体のむくみが発生するのか

実は年齢が原因で足や体のむくみが発生するわけではありません。
ですが、原因に歳をとるようになってから足や体にむくみを感じるようになったという方は多いです。

その原因は次で詳しく書きますが
最大の原因は「年齢を重ねる=体の老化」です。

年齢を重ねると、肌のハリがなくなったり、代謝が落ちて肥満になったり、病気になりやすくなるなど体が良いほうではなく、悪いほうに変化していくのです。
この体の変化が足や体のむくみの原因になっていきます。

年齢を重ねると足や体にむくみが発生する原因は?

はてなマークが頭上にある女性

上記で体の老化が体に様々な変化を起こし、それが足や体のむくみに直結すると書きました。では具体的にどのような原因があるのか、詳しく見ていきます。

①筋力の低下

実はむくみが一番発生する足、特にふくらはぎには、体に血液を送り出す「ポンプ」の役割があります。そのためふくらはぎは第2の心臓とも言われています。

ふくらはぎは、重力によって下に蓄積しやすい血液を、重力に逆らって上に押し上げる働きがあります。
年齢を重ねると、運動する機会や足の筋肉を使う機会がぐっと減ってしまい、筋力が低下するので、このポンプ機能も十分に働かなくなり足がむくみやすくなるのです。

そして年齢を重ねると膝関節や、腰の痛みなど関節のトラブルも起こるので、これも足の筋肉を使わなくなる原因になります。

②冷え

年齢に伴い、体は老化していき、体の筋肉量も低下していきます。筋肉量の低下は代謝を落とし冷えを招く原因になります。
体が冷えると、血管が収縮し、血液の循環が悪くなるので老廃物や余分な水分が排出されにくくなり、足がむくみやすくなります。

③水分、塩分過多

食生活を見直したときに、塩分過多や摂取する水分量が多いと、体の水分が増えて余分な水分を排出する機能が追い付かなくなってしまいます。

年齢を重ねても、塩分はそのままだったり、食事よりも水分を多くとるなど食生活も少なからず変化します。そのため体内にはどんどん水分が蓄積され、その水分は足に蓄積されるので足がむくんでしまうのです。

④体の老化、機能の低下

年齢を重ねると、体も老化に伴い内臓や循環機能も低下していきます。
そのため、余分な水分をうまく排出することが出来ず、足に水分が溜まり、足にむくみが発生したり病気になったりします。

この内臓や循環機能とは肝臓や腎臓、静脈などあらゆる体の器官のことを言います。

⑤薬による副作用

加齢にともない、高血圧や糖尿病などさまざま病気にかかると、必然的に薬を服用する機会が増えていきます。

薬を普段から服用している方は、その薬の副作用で体や足にむくみが発生していることも考えられます。

自分の服用している薬の注意書きを読んだときに、副作用でむくみの記載がないかどうか確認してみましょう。

そのむくみ・・もしかしたら病気のサインの可能性も!

医者
年齢を重ねてからの体や足むくみは、ただのむくみではなく病気の可能性もあります。
ここでは考えられる病気を書いておきます。

①リンパ浮腫

リンパ浮腫とは、怪我や癌の手術が原因でリンパ管が傷ついて、機能に異常発生するむくみです。特に手や足がむくみ、同時にだるさを感じます。

②腎臓病

腎臓は水分代謝にも大きく関わっている臓器で、腎臓が病気になると足や全身にむくみが起こります。
また左右対称に現れ、肺に水が溜まってしまうこともあります。
慢性腎不全やネフローゼ症候群といった病気が考えられます。

③心不全・心臓弁膜症

心不全や心臓弁膜症は、漢字にある通り「心臓」に異常が起こる病気です。
心臓は全身に血液を送っている重要な臓器なので、病気によって心臓機能が弱くなると血流も悪くなってしまうのでむくみが発生します。
夕方になるとむくみが強くなり、特に足に発生します。人によっては息苦しさを感じることもあります。

④肝硬変

肝硬変になると肝臓に異常が起こっているので、血管に水分をとどめる物質が分泌されなくなってしまいます。
そのため足から全身にかけてむくみが発生し、そのほかにも黄疸や腹水、腹痛の症状が出てきます。

⑤甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症によるむくみを「内分泌性浮腫」といます。女性に多い病気で、手足のむくみのほかに寒気や、汗をかかなくなるなどの症状が現れます。

⑥静脈瘤深部静脈弁機能不全症

静脈に異常が発生する病気で、血液が心臓に戻れなくなってしまいそれが瘤になり目でも見えるようになります。
足に起こり、むくみの他にだるい、重い、痛いといった症状があります。

⑦ビタミンB1欠乏症

栄養の摂取のし過ぎや不足、栄養吸収に異常が起こると足にむくみが発生します。
むくみのほかにしびれ、動悸、筋力の低下といった症状もあります。

実は足にむくみを感じる病気はたくさんあります。上記を見てもわかる通り、むくみに発生は足に多発していることがわかります。
足のむくみがなかなか治らない、頻繁に起こる場合は一度病院での検査をおすすめします。

年齢を重ねるからこそ!足むくみ対策選・解消法7選

杖をもつおばあちゃん

年齢を重ねれば重ねるほど、体は老化し、それが足や体のむくみに繋がることがわかりました。
そこで足のむくみを解消したり、足にむくみを発生させないための対策を行うことが大切です。
最後は解消&対策法を7つ紹介していきます。

①軽い運動

軽い運動、特にウォーキングはふくらはぎを使うので、ポンプ機能の活性化を促進します。さらに筋肉をつけるので、筋力の低下を防ぐことも出来ます。
いきなり長距離を歩くというのは、体を壊すので立ったり座ったりから始め、近所をお散歩する程度から歩いてみましょう。

②足を高くする

足を高くすると、足に溜まった水分が体の低い方へ移動します。重力にそって水分を循環させるので、簡単にむくみを解消することが出来ます。
仰向けに寝て足を上げたり、クッションを敷いてその上に足を置くだけなので今すぐ行ってみてください。

③冷え対策

筋力の低下に伴い、冷えが起こりやすくなっています。冷えは血管が収縮し足がむくみやすくなるので、冷え対策を行い体を温めて血流を良くしましょう。

入浴や足湯は冷え対策におすすめです。しかし熱いお湯での入浴は心臓に負担をかけるのでぬるま湯にしましょう。
心臓が心配という方は足湯だけでも十分に効果があります。

④マッサージ

リンパマッサージなどのマッサージは、足の血流を改善したり余分な水分を排出を促進します。しかし、正しい方法でやらなければならないので、必ず専門の機関や病院を受診して指導してもらいましょう。

⑤食生活の見直し

水分や塩分過多は上記で書いたように、足のむくみの原因になります。
しかし、味気のない食生活になっては楽しみが半減してしまう可能性もあるので、一日を通して塩分をほんの少し控えめにすると良いでしょう。

また水分過多による足のむくみは、自分で飲む水分を調整するのは脱水症状にもなるので大変危険です。
この場合は医療機関の受診がおすすめです。

⑥サポーターの使用

サポーターは、足の筋肉を引き締めて、足のむくみの予防・改善効果があり足のむくみ対策におすすめです。
しかし締めすぎは血液の循環を悪くしてしまうので、医師や専門の機関を受診して正しい使用方法と、力の強さを学んでから使用しましょう。

⑦薬を服用する

あまりにも足や体のむくみが酷いという場合には、病院を受診すると利尿剤を使用して水分の排出を促す場合もあります。
しかし、薬なので副作用が起こる可能性もあります。
まずは病院を受診し検査を受けてから、医師の指導の元正しく服用することが大切です。

まとめ

いかがでしたか?今回は加齢による足のむくみについて見てきました。
年齢を重ねると、体が老化し、体の機能の低下や、筋肉量の低下により足や体のむくみに直結してしまうことがわかりました。
さらに足のむくみが病気の可能性もあります。

頻繁に足や体のむくみを感じたり、なかなか治らない場合は一度病院を受診し検査を受けたり、適切な処置をしてもらいましょう。