足のダルさが取れない・・原因やケア方法とは?
2018.08.17
立ち仕事をしていると、足がダルく感じますが、なかなか取れなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は足のダルさが取れない原因や、ケア方法を紹介していきます。
もしかしたら下肢静脈瘤の可能性もあるので是非チェックしてみて下さいね。
足のダルさがなかなか取れない・・血行不良が原因です。
足のダルさがなかなか取れない場合、それは足が血行不良になってしまっている可能性があります。そしてこのなかなか取れない足のダルさは最後に紹介する下肢静脈瘤の初期症状の可能性もあります。
なぜ血行不良で足のダルさが長引くかというと、ふくらはぎには筋肉のポンプ機能があり血液の逆流を防ぐ静脈弁が働いて心臓に血液を戻します。
立ち仕事が多かったり、特に女性の場合は、筋肉量が少なく、筋肉を動かすことが少ないということから、このポンプ機能が弱まってしまいます。
しかし、心臓から送り出される血液は一定なので、足に血液が滞ることになり、血行不良が起こります。
そして、長引くダルさを発生させてしまうのです。
長引く足のダルさに!自分で出来る解消法!
足のダルさが取れないと、不快感がありますよね。ここでは長引く足のダルさに自分で出来る解消法を紹介していきます。
是非参考にして下さいね。
①ツボ押し
足のダルさに効果のあるツボがあるのは知っていますか?足のダルさがなかなか取れない場合は、ツボを押してみるのも良いかもしれません。
●湧泉(ゆうせん)
湧泉は、生命力や生殖に関係する大切なツボと言われいて、押すと血行促進効果があることが分かっています。
また、白髪や、不眠、腎臓病疾患にも効果を発揮してくれる万能なツボです。
足の裏の土踏まずのくぼんだ場所の中央にあり、強く押すと刺激を感じます。
●足三里
足三里は胃と繋がっているツボで、体全体の治癒力を高める効果があります。更に昔から足の疲れやダルさを取るなら足三里が効果がある、と言われているくらい有名なツボです。
足三里は、膝のお皿の下のくぼみから指4本分下がった場所の少し外側にあります。骨を外側から押すイメージで強めに押します。
●三陰交(さんいんこう)
三陰交は足のツボでかなり有名なツボになります。
内くるぶしの一番高い所に小指をあてて、4本指をそろえて人差し指が当たる所にあります。
この三陰交は冷えのツボと言われていて、押すことで体を温めてくれると言われているので、足のダルさの改善が期待できます。
更に体が温まるので下痢や生理痛、頭痛にも効果を期待できます。
②ふくらはぎを揉みほぐす
片足の膝を曲げ、両手の親指をふくらはぎの中央において、ふくらはぎを両側から掴んでアキレス腱から膝に向かって揉んでいきます。
片足5回ずつ、両足行い、入浴後の血行が良くなっているときに行うと良いでしょう。
③入浴する
入浴は、体の血行を促進させたり体液の循環を良くする効果があります。
なかなか取れない足のダルさは、日々の筋肉疲労が積み重なっている場合があります。
そこでぬるま湯に15分~20分しっかりと浸かり、血行を促進させて筋肉疲労を取ってあげることで足のダルさ解消にも繋がります。
シャワーは、体の表面の血流しか良くならないのでNGです。
④足のダルさ解消商品を使用する
足のダルさが取れない場合、足のダルさを解消する為の商品を使用しても良いでしょう。寝ているだけで体液を循環してくれるものや、圧迫して血液の循環を促進するものもあります。
温浴効果があるものもあるので、自分のケアでは限界がある、頑固なダルさを解消したいという方におすすめです。
⑤ストレッチをする
体の筋肉が緊張すると、体液の循環が悪くなっています。
疲労が溜まったとき体の筋肉のケアを行っていますか?
体を動かすとき、必ず筋肉は動かしていて、知らない間に疲労が蓄積されていき、筋肉は緊張してしまっています。
体液の循環が悪くなっているということは、足にも血液が溜まりやすく、ダルさの原因にもなります。
寝る前に軽いストレッチを行い全身の筋肉をほぐして、体液の循環を良くしてあげることで、足のダルさも取ることが出来ます。
長引く足のダルさ・・「下肢静脈瘤」の可能性あり
足のケアをしっかりしているにも関わらず、足のダルさが取れない、悪化している場合は「下肢静脈瘤」の可能性があります。
下肢静脈瘤は、足の静脈に瘤が出来る病気で、血液が心臓に戻ることが出来ず、停滞してしまい起こる病気です。
下肢静脈瘤は放置すると、更にダルくなったり、痛みが強くなり瘤が目立ち始めます。中には皮膚トラブルで湿疹や潰瘍が出来てしまい、どんどん治療が長引いてしまいます。
まずケアをしても治らないという場合は一度、医療機関を受診して検査を受けましょう。
足のダルさはその日のうちに撃退!長引く場合は毎日のケアを徹底する!
仕事をした後、足を酷使して足のダルさを感じたら、その日のうちにケアすることがダルさを長引かせない方法です。
足の疲れには毎日のケアが非常に大切です。
ですが、毎日ケアしてもダルさが取れない、酷くなっている場合は下肢静脈瘤の可能性があるので医療機関の受診をおすすめします。