足がだるいと感じたら ~時間帯別の原因と対策は?~

2018.06.01

足裏 疲労

足がだるい」と感じるのには、様々な原因があります。

解消をするには「原因」をしっかり見極めることが大事です。

だるさを感じる時間帯別に、原因とその対策をお伝えしていきます。

足がだるいとはどのような状態を指すのか

足 疲労
「だるい」と感じるのは、そもそもどのような状態なのでしょうか。

「だるい」というのは医学的には「倦怠感(けんたいかん)」のある状態を指します。

足がだるい」と感じる人は足に「倦怠感」を感じている人ということです。

あなたが「足がだるい」と感じるのはいつ?

 足にだるさを感じる時間帯をチェックしてみましょう。

 あなたが足のだるさを最も感じるのは次のうちどれですか?

  1. 午前中
  2. お昼あたり
  3. 夕方から夜
  4. 夜中
  5. 一日中だるい

さて、あなたはどれに当てはまりましたか?

複数当てはまる方は、複数の項目を選択しても、最も当てはまるものだけみてもかまいません。

次は原因をみていきましょう。

足のだるさの原因は?時間帯別

足 揉み

  1. 午前中が最もだるいと感じる方
  2. 朝起きてすぐに足のだるさを感じる方や、午前中の動き始めにだるさが続き、活動しているうちにだるさが気にならなくなってくるという方は、「夜寝ているときの姿勢」が原因かもしれません。

    一般に人は一晩で20回以上寝返りを打ちます。

    この寝返りが極端に少ないと、体の同じ部分にばかり圧がかかってしまったり、筋肉がこわばったりして血流の滞りが起こることでだるさの原因となることがあります。

  3. お昼あたりが最もだるいと感じる方
  4. お昼の、仕事や学校など活動がピークの頃に最もだるいと感じる方は、足に過度な負担となる体の使い方をしている可能性があります。

    同じような体格で同じように仕事をしている人でも、だるい人とだるくない人がいます。

    歩くことが多い仕事の人はお腹周りやお尻の筋肉もうまく使って歩くのが普通ですが、だるさを感じやすい人はふくらはぎの筋肉で頑張って蹴ることで前に進んでいる傾向にあります。

    立ち仕事が多い人が腹筋や背筋をうまく使えていない場合は、太ももの前もしくはふくらはぎの筋肉を絶えず緊張させて立っていなければならず、血流が滞ることでだるさを感じやすくなります。

  5. 夕方から夜に最もだるいと感じる方
  6. 夕方から夜は、仕事や学校が終わった頃ですね。

    ここでだるいと感じることが多い方は、疲労の影響が大きいと考えられます。

    一概に疲労と言っても、「なぜ疲労するか」が肝心で、悪い姿勢のせいなのか、前日の寝不足のせいなのか、食事をとれていないのか、などさまざまな原因があります。

    「調子が良いときよりも疲労しやすい」状態であることが、夕方から夜にかけてだるさを感じやすい状況に繋がっているとみられます。調子のよい状態と今の生活の状態を比べてどこか違うところはないか、探してみましょう。

    また長時間座っていることが多い方は、夕方にだるさを感じやすいことが多いです。これは重力の影響で、血液を流れた不要物が足のほうにたまりやすいためだと言われています。

  7. 夜中にだるいと感じる方
  8. 寝ていて足がだるくて起きるような方は、足もしくは体の一部分の組織が傷ついて「炎症」を起こしている場合があります。捻挫や打撲など、足を怪我した後でだるくなった場合や、手術のあとにだるさを訴えるのは、血液の中に炎症物質が入り込んできているためです。足は心臓から遠い場所なので血液が滞りやすく、同時に炎症物質も滞ることで足のだるさを感じることがあります。また、寝ているときの姿勢によって血管や神経を圧迫してしまい、朝起きたときにだるくなっていることに気づくこともあります。

  9. 一日中だるいと感じる方
  10. 症状がある程度長期にわたり、一日のうちで全く変わらず絶えず強いだるさが続く場合は、何かしらの病気を疑ってもいいかもしれません。お医者さんに相談し、検査を受けましょう。

「足がだるい」と感じる症状がでる病気には以下のようなものがあります。 

  • 下肢静脈瘤
  • 風邪、インフルエンザ
  • 急性(慢性)肝炎や肝硬変
  • 慢性疲労症候群
  • 貧血
  • 更年期障害や自律神経失調症
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 甲状腺機能低下症
  • 子宮内膜増殖症
  • 糖尿病
  • 胃がんや大腸がん
  • 心の病気

足のだるさの解消方法は?タイプ別 

寝起き 女性
 原因に合った解消法を選ぼう

  1. 午前中に最もだるいと感じる方の解消法は
  2. 寝ているときの姿勢が問題のことが多いこちらのタイプの方は、快適な寝返りをするための寝床周りの環境や、枕の高さが重要です。

    ベッドが極端に柔らかすぎると、体が沈むことで寝返りを打ちづらくなります。

    枕の高さは寝返りをしやすいようにタオルを折りたたんで調整するのがおすすめです。

    今一度、快適な睡眠ができる環境にあるかを確認してみましょう。

  3. お昼あたりが最もだるいと感じる方の解消法
  4. 体の使い方が問題になっているこのタイプの方の解消法は、ふくらはぎの筋肉がこわばっていることが多いです。

    地球上で生活する以上、重力の影響から逃れることはできないので、血流は足のほうに滞りやすくなります。

    日中活動していれば、ふくらはぎのポンプ機能が働いて足まできた血液をまた心臓に戻す作用が働くのですが、それがうまく機能していないとだるさを感じる要因になります。

    簡単に行えることはふくらはぎの筋肉を動かして血液のうっ滞を改善することです。

    立っているときはつま先立ちを行ったり、座っているときはかかと上げを行ったりするとふくらはぎの筋肉が動き血液の流れが良くなります。

    根本的な改善を目指すには、自分の体の癖を治す必要があるので、自己流よりも一度専門家に診てもらうことをお勧めします。

    トレーナーや理学療法士に診てもらい体の癖を理解して、自宅でできる筋力トレーニングの方法やストレッチを教えてもらいましょう。

  5. 夕方から夜に最もだるいと感じる方の解消法は
  6. 生活習慣に問題があり疲労を感じやすくなっていると考えられるこちらのタイプの方は、生活習慣の見直しを行いましょう。

    生活習慣の中でも特に「睡眠」「食事(栄養)」はとても大事です。

    だるさが長期にわたって続いている場合は、普段しっかり睡眠が取れているかということや、食事を美味しく腹八分目でとれているかを見直しましょう。

    突然だるくなってきたときは、普段の生活と比べて特別変わったことがないかを考えます。

    例えばストレスを感じると、無意識に体はこわばるために疲労を感じやすくなることがあります。

    ストレスを感じて考え事が多くなるときは、睡眠不足や暴飲暴食に走りがちですが、そのようなときこそ自分の体を労り、規則正しい生活をしてみましょう。

  7. 夜中に最もだるいと感じる方の解消法は
  8. 怪我や手術による「炎症」が原因の場合は、負傷した部分に負担をかけないようにしておくことが大事です。

    痛いのを我慢して動かすことは炎症を長引かせる原因となります。

    病院で手術を受けられた方は担当のお医者さんやリハビリのスタッフの指示従うことが優先ですが、自己判断で行うときは怪我の状態が落ち着くまで安静にしておきましょう。

    しっかりと安静にしていれば、炎症自体は72時間で治まることが多いため時間とともによくなるはずです。

  9. 一日中だるいと感じる方の解消法は
  10. かかりつけ医を受診し検査を受けましょう。

    もし異常がなかった場合は、心理的ストレスの問題や1~4の複合的な問題が考えられるため、当てはまるものがないかを確認してみてください。

足のだるさを予防しよう

女性 寝起き
「だるさ」はあなたの体があなた自身の不調を知らせてくれる「サイン」です。

ご自身の生活を見直して、ご自身の体と向き合って、足のだるさが出てくる原因に対して対策を行い快適に過ごしましょう。

この記事を読んで病気かもしれないと思ったら、早めにお医者さんに相談してくださいね。