下肢静脈瘤の痛みを緩和する7つの方法とは?

2018.08.15

女性 足 痛い

下肢静脈瘤はふくらはぎのむくみや、痛みがあるのが特徴で放置すれば、痛みがどんどん強くなっていきます。

そこで今回は下肢静脈瘤の痛みを緩和する方法を書いていきます。

下肢静脈瘤は初期の段階でケアして、悪化させないようにしましょう。

下肢静脈瘤になったとき。痛みが辛い。

女性 ふくらはぎ 熱い
下肢静脈瘤とは、足の静脈に血液が滞ってしまい、血管が瘤のように膨らむ病気です。主にふくらはぎに起こります。

静脈弁がしっかりと閉じることが出来ず、血液が逆流・停滞することで起こります。放置しても治るものではなく、悪化すれば痛みが強くなります。

下肢静脈瘤は初期の段階で、あまり痛みがないうちにしっかり治療することが大切です。

下肢静脈瘤の痛みの緩和方法7選!

女性のカラダ

では下肢静脈瘤に痛みがある場合、どのように改善したら良いのでしょうか?下肢静脈瘤は、血液が静脈に留まっている状態なので、血液を心臓に戻してあげることで痛みも緩和します。

痛みは酷くならないうちに緩和することが下肢静脈瘤を悪化させないポイントです。

①ゴキブリ体操

まず下肢静脈瘤の初期段階で痛みの緩和にも効果を発揮するのが、ゴキブリ体操です。このゴキブリ体操は、下肢静脈瘤の予防にもなります。

仰向けになって手と足を上にあげブルブルと震えるだけの簡単動作で、足を上げ重力に逆らうことなく心臓に血液が戻るようにして血液が全身に回るようにします。

このエクササイズは下肢静脈瘤の改善だけでなく、予防にも使用することが出来ます。

②足はさみ体操

足はさみ体操も、ゴキブリ体操と同じで重力を使って血液を心臓へ、全身へ送り出します。

仰向けになって腰をぐっと持ち上げて両手で支え、足をはさみのように前後に動かすだけです。

寝る前に行うことで、足のケアにもなるので、特に立ち仕事をしている方などは下肢静脈瘤の予防のためにも是非行って欲しいエクササイズです。

③ふくらはぎのマッサージ

お風呂上がりや寝る前にボディクリームなどを使って、ふくらはぎのマッサージを行うのも効果的です。

足の付け根と膝の裏のリンパ節をほぐしてから始めると、溜まった血液が流れやすくなります。

気持ちいいと感じるくらいの力で揉んでいくのがポイントです。下肢静脈瘤は血液が溜まっていることで起こるので、血行を促進してあげるのが大切です。

④医療用弾性ストッキングを着用する

下肢静脈瘤の治療で真っ先に使用されるのが、医療用の弾性ストッキングです。市販の物に比べて圧力が高く、履いたときに、最初は履きにくさを感じます。

足首の圧力が一番強く、上に行くに従って圧力が弱くなっているので足の先から血液をしっかり流します。

市販でも着圧ソックスは販売されていますが、やはり医療用の方が下肢静脈瘤の痛みの緩和には効果を発揮します。

ちなみに弾性ストッキングを使用した治療法を圧迫療法といいます。

⑤漢方薬を使用する

漢方には、体の水分量を調節する働きがあるので、クリニックでも処方されます。下肢静脈瘤は足の水の部分が滞っているので、漢方薬を使って水分量を調節しましょう。

・当帰芍薬散
・防已黄耆湯
・五苓散

このような漢方が代表的なものです。漢方は毎日飲むからこそ効果を発揮を期待できるので、是非毎日しっかり飲んで下さいね。

⑥手術

下肢静脈瘤の痛みが酷い、瘤が目立つなど悪化している場合は手術で下肢静脈瘤の治療をしていきます。

●硬化療法

硬化療法とは、静脈瘤に注射をして血管を固める治療方法です。固まった静脈は、半年ほどかけて体に吸収されます。

この硬化療法は、下肢静脈瘤が悪化している中でも軽症な方に適用されます。更に進行している静脈瘤にはこの治療が出来ないこともあります。

●高位結紮術

高位結紮術とは、足の付け根で血管を縛って、血液の逆流を食い止める手術方法です。以前までこちらの治療法が主流でしたが、今では新しい治療法が確率されているので、高位結紮術はあまり行われていません。

●ストリッピング術

足の付け根と膝の内側を切って、静脈にワイヤーのような医療器具を挿入します。

ワイヤーごと静脈を抜き去るというものです。

全身麻酔や腰椎麻酔で行われるので、3日程度の入院が必要になりますが、今では日帰りで出来るクリニックも増えています。

しかし体の負担が大きく、手術後に痛みや出血などリスクがあるのも現実です。

●血管内治療

静脈を引き抜くのではなく、静脈を焼いて塞ぐ治療方法です。カテーテルを下肢静脈瘤が起こっている部分に挿入して、熱を加えて焼いていきます。

焼いた静脈瘤は、半年ほどで体内に吸収されます。

⑦レーザー治療

近年注目されているのが、レーザー治療です。細いレーザーファイバーを血管の中に入れて、血管をレーザーの熱で閉じてしまうというものです。

術後の痛みも傷も少なく30分と短時間で行われるので、短時間で静脈瘤の治療が出来、痛みも緩和してくれます。

ちなみに、下肢静脈瘤で治療を受ける場合、ほとんどの治療は保険適用になるので、安心して下さいね。

下肢静脈瘤は痛みが酷くなる前に予防することが大切!

寝起き 女性
下肢静脈瘤は放置するとどんどん進行して酷くなっていき痛みも強く感じます。少しおかしいなと気づいた時点でケアをすれば、下肢静脈瘤にならずに済む場合もあります。

特に女性は下肢静脈瘤になりやすい傾向にあるので注意して下さい。

下肢静脈瘤にならないように予防することが大切ですが、もしなってしまっても初期の段階なら早く解消することも出来ます。

少しでもおかしいなと思ったらまずは病院に行って調べてもらいましょう。